当サイト、Codex 日本語版は今後積極的な更新は行わない予定です。後継となる新ユーザーマニュアルは、https://ja.wordpress.org/support/ にあります。
万が一、当サイトで重大な問題を発見した際などは、フォーラムや WordSlack #docs チャンネルでお知らせください。</p>
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クラスリファレンス/WP Theme
提供: WordPress Codex 日本語版
この項目「クラスリファレンス/WP Theme」は、翻訳チェック待ちの項目です。加筆、訂正などを通して、Codex ドキュメンテーションにご協力下さい。
目次
WP_Theme の役割
WP_Theme は wp-includes/class-wp-theme.php
にて定義されているクラスで、開発者がテーマを扱うインターフェイスを提供します。
メソッドとプロパティ
これは WP_Theme の正式なドキュメントです。
注意: プロパティを直接書き換えず、代わりにメソッドを使ってプロパティを扱ってください。
プロパティ
- Name
- WordPress テーマ オブジェクト
- ThemeURI
- テーマの web ページの URI
- Description
- テーマの説明
- Author
- テーマの作者
- AuthorURI
- テーマ作者の web サイト
- Version
- テーマのバージョン
- Template
- (オプション — 子テーマで使用) 親テーマのフォルダ名
- Status
- テーマが公開されているか
- Tags
- テーマを説明するタグ
- TextDomain
- 翻訳のためにテーマ内で使われるテキストドメイン
- DomainPath
- テーマの翻訳ファイルのパス
メソッド
- errors()
- エラー情報を持つ WP_Error オブジェクトを返します。エラー情報がないとき false を返します。
- exists()
- テーマが存在するとき true を返します。
- parent()
- 親テーマの WP_Theme オブジェクトを返します。親テーマがないとき false を返します。
- cache_delete()
- テーマのキャッシュを消去します。
ヘッダー用メソッド
- get( $header )
- 整形する前のテーマヘッダーを無害化して返します。テンプレートを探すには 'Template' ヘッダーではなく get_template() メソッドを使ってください。成功すると文字列、失敗すると false を返します。
- display ( $header, $markup, $translate )
- テーマヘッダーを取得し整形することにより、表示用に変換します。
パスと URL 用のメソッド
- get_stylesheet()
- テーマのルートにある "stylesheet" ファイルのディレクトリ名を文字列として返します。子テーマのときは子テーマのディレクトリです。
- get_template()
- テーマの "template" ファイルのディレクトリ名を文字列として返します。子テーマのときは親テーマのディレクトリです。
- get_stylesheet_directory()
- テーマのスタイルシートファイルの絶対パスを文字列として返します。子テーマのときは子テーマのファイルのパスです。
- get_template_directory()
- テーマのテンプレートファイルの絶対パスを文字列として返します。子テーマのときは親テーマのファイルのパスです。
- get_stylesheet_directory_uri()
- テーマのスタイルシートファイルの URL を文字列として返します。子テーマのときは子テーマのファイルの URL です。
- get_template_directory_uri()
- テーマのテンプレートファイルの URL を文字列として返します。子テーマのときは親テーマのファイルの URL です。
- get_theme_root()
- テーマルート(すべてのテーマが入る)のディレクトリのパスを文字列として返します。普通は wp-content/themes フォルダの絶対パスです。
- get_theme_root_uri()
- テーマルートのディレクトリの URL を文字列として返します。普通は wp-content/themes フォルダの URL です。
ファイルとイメージ
- get_screenshot( $uri )
- テーマのスクリーンショット画像の URL を返します。パラメータ $uri は返す URL の種類を指定します。'relative' を渡すと相対 URL、他なら絶対 URL です。
- get_files( $type, $depth, $search_parent )
- テーマのディレクトリにあるファイルの配列を返します。
- get_page_templates()
- ページテンプレートの連想配列を返します。キーがファイル名で、値が変換後のヘッダー名です。
権限用のメソッド
- is_allowed()
- テーマがネットワークで許可されているかを示す真偽値。シングルサイトのとき常に true を返します。
- get_allowed( $blog_id )
- サイトまたはネットワークで許可されているテーマ名の配列。$blog_id のデフォルトは現在のブログです。このメソッドは内部で
get_allowed_on_network()
とget_allowed_on_site( $blog_id )
の両方を呼び出します。 - get_allowed_on_network ()
- ネットワークで許可されているテーマ名の配列を返します。
- get_allowed_on_site( $blog_id )
- サイトで許可されているテーマ名の配列を返します。
並べ替え
- sort_by_name( $themes )
- テーマを名前でソートします。
用例
カスタムページテンプレートを取得
次の小さなコードは現在有効なテーマの使用可能なカスタムページテンプレートの全部を、1行にひとつ表示します。行の前半がテンプレート名、後半がファイル名(テーマのサブディレクトリにあるカスタムページはフォルダ名とファイル名)です。
<?php $templates = wp_get_theme()->get_page_templates(); foreach ( $templates as $template_name => $template_filename ) { echo "$template_name ($template_filename)<br />"; } ?>
<?php print_r( wp_get_theme()->get_page_templates() ); ?> // 出力はこのようになるでしょう: Array ( [My Custom Page Template] => my-custom-page.php [A Second Custom Page] => my-page-templates/my-second-page.php )
変更履歴
新規導入 : 3.4.0
ソースファイル
WP_Theme は wp-includes/class-wp-theme.php
にあります。